平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 感想
1日・映画の日で安かったので
特撮映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦』を見てきましたよ。
ネタバレ。
割と面白かった。
ストーリーや展開は基本的にいつも通りのライダー大戦だから特に言うことはない。
ないが…
敵を倒した後の昭和ライダーが「平成の甘っちょろさはやっぱり見過ごせない」と平成ライダーに殴りかかっていくのはどうなんですかね…。
しかもその決着が、あんな場所に咲いた花を守るために敢えて攻撃を受けた鎧武に1号が感動して和解というのはいかがなものか。
いつもの和解展開に加えた最後の一捻りだったのかもしれないけどちょっと呆気に取られましたね。
1人だけやってきたキョウリュウジャーのダイゴとトッキュウジャーの面々は巨大ボス戦のためにやってきたとして、シャドーラインの人は何しに来たかよくわからなかったな…。
鳴滝は平成ライダーアンチのファン。
一応全体的には細かい所に愛を感じられたような気がしないでもない。
アギトの出番に本編では出番の少なかったトリニティフォームも使ったり、仮面ライダージョーカーがリスペクト元であるBLACK・RXと戦ったり。ウィザードがコヨミとの別れとか自分の経験を話して巧を励ますのも短いけど良いシーンだった。
最初は鎧武の映画かと思っていたけど、割合としては
ディケイド:555:鎧武:その他 が 4:3:2:1 ぐらいだった感あるよな。
中でもディケイドと555は出番多かったし良い役だった気がする。
未だ彷徨うもやしと夢の守り人から更に踏み込んだ巧。良いよ良いよ。
ただ巧は記憶より声が大分低くなったなwww
確かに本人なのにちょっと違和感あったわ。555当時に19・20だった半田健人も10年近く経つんだから変わったりもするか。
オリジナルキャストが演じていた3人の昭和ライダーもなかなか良かった。
ただのサービス出演かと思ったけど、平成ライダーに説教するには年を重ねたおっさんが合ってるんだな。
神敬介が渋い演技で巧をボコったり導いたりと素敵だった。
あと見所は
- ミニ鳴滝
- 目立ちすぎるケガ人役の次郎さん
- BLACKとRXの2人掛かりでボコられるジャーク将軍
- 変わらないスマイルと死に様を見せる草加。
次郎さんの他にもスーツアクター陣が出てたらしいのだけど、次郎さんがうるさすぎて全然気づかなかった。
スタッフロール後の恒例の予告は特にサプライズは無し。
同時上映のトッキュウジャーと鎧武の映画と、キカイダーのリブート。