劇場版ゴセイジャー&仮面ライダーW

というわけで戦隊・仮面ライダー映画を見てきた。通常版(2D)。
ネタバレ。


天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー
正直、上映順がゴセイジャー → Wの順で良かったと思う。
これが逆だったら後味は大分キツかっただろうな。


内容はちょっと厳しかった。
尺が短かったり後のWが凄く良かったせいもあるが、ストーリー・アクション・メカと全部ピンボケ気味。
途中で、これはジーンメモリの監督が撮ったお話という設定もあり得るとか思ってしまった。


アクションも大真面目だと思うんだが何故か笑える動きが多数。
ハイドさんが水中から上半身を出したまま横に泳ぎつつ飛び道具を連射する絵とか、その場で前後に大回転しながら切りつけるレッドとか、襲い来る復活怪人の群れが何故か自転車で迫ってくるとか。
イエローの幸せ投げからの猛攻撃は素晴らしかったね!
そりゃ島田敏も昇天するわ


映画用合体メカのワンダーゴセイグレートは、見かけからしてどう見ても合体変形メカの3号機辺りの役どころ。
必殺技もトマホーク投げと命中した後の見得の対比がシュール…。


この映画の良かった所はひぐち君の出演と敵の声優さんぐらいかなぁ…。




仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ
こっちは凄く面白かったね!
Wに期待されていることへの答えと、仮面ライダーとしてのリスペクト全開。マジおすすめ。


お話は王道を行く直球展開。ヒーローと逆境は切り離せないものなんだよ!
主人公たちの操る6本のメモリと同じメモリがぶつかったらどうなるのかとか、ドラマ要素は抑えつつも杉本彩がセクシーだったり、ミックさん可愛いとか、ルナドーパント須藤元気はこっちでやっていけるとか、所長は番組外のトラブルを黙殺してよくここまで成長したとか。


アクションはアクションで殺陣やバイクなど見所がありすぎた。
盛り沢山な映画…嫌いじゃないわ!嫌いじゃないわ!
所々に仮面ライダーへのリスペクトが見られてもう最高。
仮面ライダージョーカーの必殺技はライダーキックとパンチだし、構えはグググッと握りこむあのポーズ。
クライマックスのピンチには街の人たちの声援を受けながら、巻き起こった強風をベルトに受けて更に進化!
藤岡弘、にコメントを聞きたい気分。




次のライダーである仮面ライダー000もスッと出演してた。
役目も主役を援護しながら強さを見せ付ける良いポジションだった。
ディケイドの時のWは、余りにも突然現れてシャドームーンをボコボコにして去っていったもんな…。
新ライダーお披露目はこれぐらいが丁度良い。
変身前の素顔も好印象。ルナも気に入るイケメンだしね!


反響を呼ぶだろう変身音も事前に聞いてたから衝撃は薄れたが、動く絵と共にあれを聞くとインパクトが凄い。
タカッ! トラッ! バッタッ!! タットッバッ タトバタットッバッ!


映画では更にカマキリ?型へのフォームチェンジを見せてたんだけど、それの必殺技がまたカッコイイ。
次元ごと相手を切り裂いたかと思いきや次元がピタッと復元する演出がステキ。嫌いじゃないわ!
やっぱり新ライダーは動いてる姿見ると印象変わるよねー。




本編終了後にはお約束の次の映画告知。
冬に勿論Wと000のMOVIE大戦2011。
000本編も見るだろうし、映画もたぶん見に行く。


いやー、面白かった。
何かwikipediaに書いてるの見て知ったんだけど、3D版だと上映前にゴセイジャーとWの面子が3D眼鏡に関する注意を短編芝居でやってくれるそうな…。
もう1回見に行くのもナニではあるなぁ。