仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ感想

というわけで
年末の特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ』を見てきたのです。
ネタバレ全開。













良かった!
MOVIE大戦の中でもかなり良い方に入るんじゃないだろうか。


まずフォーゼパートから始まるわけだが、フォーゼ本編終了後から5年後の世界。
流星はインターポールの(潜入)捜査官となっていて、世界各地で起こっている超人兵士販売計画を追っている。
マフィアとの格闘アクションもいきなり良いんだけど、流星のパートナーらしき巨乳のお姉ちゃんも良いです。
この2人でスピンオフとか出しても良いんじゃないかな。


弦太朗は新天高の教師となり、天高の全ての存在と友情を育むグッボーイになっている。
色々あって、念願の宇宙飛行士として活躍するユウキのピンチを救うため、宇宙仮面ライダー部元メンバーを招集することに。
5年後の世界では
元・元部長は人気ファッションモデル
大文字先輩はプロのアメフト選手として期待の新人
JKはジャーナリストの道を
友子は小説家として大成功を収めている。流星とは交際が続いているようで人前で抱きつくぐらいラブラブ。
KENGOさんはプレゼンター研究の科学者に


とにかくフォーゼパートはアクションが凄いんですよ。
街中での追いかけっこはカンフー映画パルクールかって激しい動き。
怪人同盟の面子も元の『イナズマン』は全然知らないが、ネズミとかコングが良いキャラしていて良かった。


敵役であるアクマイザー3体は普通だったかな。
ボス役のデーモン小暮閣下の演技は良かったと思うが、最近のゲストと同じくアクマイザーである必要はあんまり無かったかもしれない。


ウィザードパートも色々あった(省略)
小倉さんの曖昧な演技がかなりホラー。あれはトラウマになる可能性が微レ
ゲストとしてポワトリンが出てくるが、ちょいキャラではなくストーリーに大きく関わる重要キャラだったのでビックリ。
一応、ポワトリン役の人は22歳の若いお姉ちゃんです。



最後の決着パートはオチが凄かったね。
まずポワトリンと共に怪人生成プラントに捕らえられていた子供たち4人の正体!
少年の1人が「三郎」と呼ばれたことで、この4人が5年後の怪人同盟の4人であることが明かされるわけですよ。
全然そんなこと考えてなかったのでちょっとビックリした。


そして途中でポワトリンが「ミッツ・マングローブは許しても マツコ・デラックスは許しません!」とか謎の決め台詞を言って晴人を困惑させてたが、あれが前フリだったとは…。
ポワトリンの正体がまさかKABAちゃんだったとはね…。
どういう二段オチだ!




そうそう、助っ人としてオーズ勢とダブル勢が来たんだけど
本人としてやってきたのは映司だけ。
その映司も召喚アイテムを託しに来ただけのようなプチゲスト。
この方式なら今後も新ライダーのアイテムで歴代ライダーが出演出来るな…。


晴人もタイムの指輪を普通に使っていて何かもうタイムベントどころではないですよ。




映画の最後の方にウィザードの2号ライダーらしき存在も映った。
何かFF4のアサルトドアーみたいな開きっぱなしのベルトの金色のライオン丸だったが、これも出て動きを見るまでカッコイイかどうかはわからん。


恒例の来年以降の映画予告は2本
ゴーバスターズvsゴーカイジャーと、戦隊・ライダーvsギャバンのスーパーヒーロー大戦2。
ネットでは「スーパーヒーロー大戦はもうこりごりだよ…」との不安が割とうずまいていて少し同意ですよ。